MortyHawaii第5章

ハワイで撮影関係の仕事をしています。

3週間に及んだ夜生活ようやく終了

10月15日から出てたアメリカ映画の撮影現場、本来なら11月10日迄の撮影予定でしたが、諸々の事情で、昨日が撮影最終日となりました。3週間程続いた午後から明け方迄の撮影に最後迄体が馴染まず、想像以上に過酷な現場で、今はひどい時差ボケのような感じです。

 

今回現場を仕切ってた製作会社のスタッフの多くが撮影現場未経験者だった事もあり、主演女優がオーダーしてたディナー(テイクアウト)を別の人に渡したり、連日あり得ないトラブルが勃発した事も疲労に拍車をかけました。

 

まだ映画が公開前なので、内容が判るような写真は載せれませんが、当たり障りの無い物を幾つか公開します。

 

まずはPCR検査。1週間に一度現場到着後、すぐにPCR検査があります。検査結果は5分で解り、陽性ならその場で帰宅を命じられます。

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大きな現場では毎日PCR検査されるので、この現場は緩めでした。検査回数はロケ現場の人数にもよるみたいです

 

家を一軒丸ごと借りてのロケなので、メイク室は無く、寝室を一つメイク室として利用。

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こういう場面ではスーツケース型のメイクテーブルが活躍します。

 

劇用車のフェラーリ・カリフォルニア。

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初めて見た車両でしたが、派手すぎずでカッコよかった~。大きさもシボレーのカマロに近く、乗りやすそうでした。

 

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2週間程前、俳優アレック・ボールドウィンさんが主演、プロデュースする映画の撮影中、小道具で使用された銃に実弾が入ってて、アレックさんが謝って監督を射殺した事故はアメリカの映画業界に大きな衝撃でした。

 

銃を使うシーンでは、小道具のスタッフから役者が銃を受け取る度に、チェンバー部分(給弾口)が開けられ、弾が入ってない事を、役者、小道具、助監督が目視確認した後、役者に手渡されます。このような事は銃の所持が許されてるアメリカならではの配慮かもしれませんね。

 

今日は2週間ぶりに8時間寝れました。とにかく疲れたので数日は休んで、徐々に体を朝方に戻したいと思います

 

それでは皆様ALOHA